以前ブログでAIによる体操競技のデジタル採点の記事を書いたかと思います。
その他にも2020年の東京オリンピックに向けてスポーツ業界にもIoTやAIなど様々なシステムが開発されてきています。
その中でも私が気になったIoTシステムを紹介したいと思います。

KDDIと株式会社アクロディアが開発したのは、スマートフォンなどで撮影した選手の映像から骨格点65点の動きを認識し、
スポーツ行動AIとセンサー内臓型ボールからスマートフォンで取得したデータを活用しアスリートを育成するシステムです。
このシステムは、競技者の映像から骨格点65カ所を抽出し選手の動きを捉え、
フォームや体の使い方を認識、分析することが可能となり、
また、センサー内臓型ボールを使用することでボールの速度や回転軸、回転数などのデータを
選手の動きと組み合わせて使用することで、選手のどのような動きでどのような影響をボールに与えるかを分析し
選手の育成へとつなげることが可能です。

なお今後は5G時代を見据えて動画コンテンツの活用や蓄積データを利用しオンラインでのコーチングや
怪我の予兆検知など育成だけに留まらず選手を全体的にサポートできる情報提供が可能な環境の整備を進めていく予定だそうです。

私も小さい頃からサッカーをしていたのでこのシステムにはとても興味があります。
フォームももちろんそうですが、フォームと自分の蹴ったボールを分析できるのはとてもおもしろいと思いました。