2016年4月18日
以前当ブログ6月11日付の記事にて、スポーツデータの分析とIoTの関連について紹介させていただきました! プロスポーツにおけるデータ収集サービスというものは、ずいぶんと古くからあったようですが、具体的にIoTを活用した商品としてはパナソニックが2015年7月から展開を始めたスポーツデータクラウドサービス(画像:パナソニックの商品サイトのキャプチャー)ではないでしょうか?
価格は10選手のデータ解析料が20万円~。消耗品のセンサー代が別途必要です。
考え方そのものは、市販されている活動量計となんらかわりなく、その分析の質を「勝つため」に高めたもので、データ収集する末端のセンサーは、医療用を活用しています。
前回の当ブログでも紹介したように、私個人の関心が現在トレーニングに向いているので、心拍計測による運動負荷解析という分野には非常に興味があります。IoTの何がすごいのかという点については、一般人のホビーレベルのトレーニングと、プロスポーツ選手のトレーニングと、取得しているデータはまったく同じであるということだと考えています。いかに正確に心拍数を取り、その際の体への負荷を、加速度センサーを駆使して測るという点はまったく同じです。違いはデータの量と分析の深さだけなんです。前回の本ブログでも触れましたが、肝は集めたデータを「どう分析してどう見せるのか?」で、ここにノウハウと価値があるのですね~。
データ収集はIoTでなくてもできますが、IoTがそれを簡単にし、すそ野を広げてくれるという点で、プロスポーツ分野だけでなく、アマチュアでも可能に!または、解析さえきちんとできれば個人でも競技レベル向上に活用できる世の中が来るといいですね。
データ解析アプリの開発方法どなたかご存じないですか?