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IoTの基盤づくりで主導権争いが活発化

2015年6月4日

こんにちは。

 

先日のブログでも取り上げましたが、GoogleがアンドロイドをベースとしたIoT向けプラットフォームの「Brillo」を正式発表しました。第3四半期には開発者向け評価版が出されるとのことです。

マイクロソフトが「ウィンドウズ」、Googleが「アンドロイド」で現在の位置に君臨するように、今後IoT/M2M向けのプラットフォームでどこが主導権を握るのかということは関連各社にとって大きなビジネス転換点となるのは間違いないでしょう。なぜなら、接続されるデバイスが数十億台と見込まれているわけですから当然ではないでしょうか。

パっと調べただけでもインテル、マイクロソフト、ファーウェイ、GoogleにApple。開発中の会社がこれだけあります。

 

 

クルマメーカーなどは、カーナビ分野でスマホにとって変わられ「アンドロイドオート」や「アップルカープレイ」などで、車載システムまで浸食されるのを指をくわえてみているわけもなく、トヨタとフォードはテレマティクス分野で提携してアプリが動く車載基盤システムを共通で開発して対抗するようです。

家電については「電気用品安全法」という法律が、HEMSのような全体を制御するシステムはOKだけど、家電の単独機能としてスマホと通信回線経由で連携することを妨げており(外出先でエアコンをスマホからONといった機能は違法になってしまう)、いわゆるハイテク家電の分野が停滞する要因にもなっています。

安全は最優先されなきゃいけないと思いますが、時代に合わせた法整備を実施して、日本企業が考える「IoT」のアイデアを実現しやすい環境を整えてもらいたいものです。

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