2017年10月17日
家にIoT製品を組み込んで居住者の生活をサポートする“スマートハウス”の実現を目指す「未来の家プロジェクト」の実証実験を横浜市、NTTドコモ、and factoryが開始した。最近、朝のニュースなどでも取り上げられているので見た方も多いかもしれません。
このスマートハウスは、家の各所にさまざまなメーカーのIoT機器を組み込み、スマートフォンアプリから情報を一元的に管理することができる。設置機器は、居住者の健康データの収集と、家具などの操作に対応しており、洗面台の下に体重計を埋め込み朝の洗顔時に自動で体重を測ったり、食卓の真上に設置されたカメラで食事の内容・栄養素を記録したりといった機器を設置することでデータ収集をする。
将来的にはAI(人工知能)も活用し、起床したのを検知して自動でカーテンを開けたり、室温が上がったら自動で空調をコントロールしたり、居住者の生活にあわせて家具や家電を操作する実証も行う。
高齢化にともなって「高齢者の一人暮らし世帯」へのサポートが課題となっている。このように、普段の何気ない生活で情報収集ができたり、少しでも快適に暮らせるスマートハウスができたら、離れて暮らす家族も安心できるだろうし、病院などでこのデータを見ることができたら、生活習慣などを医者が把握できていいのではないでしょうか。
また、自分で記録するという手間が省けたり、いろんなデータを一元管理できるという点に関しては、高齢者の方だけでなく私たちにも有難く、非常に便利だなと感じますよね。